第6話
分子調理学研究家「こじまぽん助」とLUMIX S1/S5
料理系YouTuberの中でもトップクラスの映像クオリティを誇るチャンネル。
レシピに対するこだわりや、映像に落とし込むテクニックについて聞いた。
-
全ての工程はおいしくなるようにデザインされている
通常のレシピは「強火で3分焼きましょう」等、作業工程のみが記載されている。
しかし、こじまぽん助さんは、調理対象へのアプローチ、そしてその結果、どのように変化をするのか、ということまで掘り下げて視聴者に伝える。
料理の工程はまさに「おいしくなるように」できているという。
「おいしそう」じゃない「作りたい」というものが大切だと語る -
おいしいものはおいしく撮れる
スタジオは調理をするスペースと完成カットを撮影するスペースが準備されており、カメラを付けるだけで撮影ができるようになっている。
出来上がったらすぐに撮影。
撮影のための加工はできるだけしない。本当においしいものはおいしく撮れる。 -
料理は色が大事
料理は「青」が食欲減退色であるとのこと。
そのためスタジオには青色のものを置かないようにしている。
その食欲減退色が感じられない色が作りやすい、ということからLUMIXを使い始めたという。
使い始めたGH4から現在使用しているS1・S5まで、その系譜は受け継がれている。 -
白飛びするギリギリがおいしく見える
野菜などの食材のツヤはピークアウトしないように処理するとおいしく見えない。
そのためにあえて少し白を飛び出させる。
LUMIXはハイライトのロールオフがなだらかできれいなため、とても助かっているとのこと。