第6話

分子調理学研究家「こじまぽん助」とLUMIX S1/S5

料理系YouTuberの中でもトップクラスの映像クオリティを誇るチャンネル。
レシピに対するこだわりや、映像に落とし込むテクニックについて聞いた。

Creator

こじまぽん助【分子調理学研究家】

ミュージシャン、営業、動画広告制作などを経て独立。現在は営業/マーケ視点を持ったマルチクリエイターとして活躍。 本業の映像制作業務に携わる一方で、得意の料理スキルを活かし、YouTube、cookpad、Nadiaなどで料理レシピを投稿。 中でも「豚汁」のレシピはcookpadで5年連続検索1位を記録。 「材料は同じ、テクニックも不要、だけど圧倒的においしく作れる」おいしい料理の「なぜ」について、ていねいでわかりやすい解説が好評を得ている。

  • 全ての工程はおいしくなるようにデザインされている

    通常のレシピは「強火で3分焼きましょう」等、作業工程のみが記載されている。
    しかし、こじまぽん助さんは、調理対象へのアプローチ、そしてその結果、どのように変化をするのか、ということまで掘り下げて視聴者に伝える。
    料理の工程はまさに「おいしくなるように」できているという。
    「おいしそう」じゃない「作りたい」というものが大切だと語る

  • おいしいものはおいしく撮れる

    スタジオは調理をするスペースと完成カットを撮影するスペースが準備されており、カメラを付けるだけで撮影ができるようになっている。
    出来上がったらすぐに撮影。
    撮影のための加工はできるだけしない。本当においしいものはおいしく撮れる。

  • 料理は色が大事

    料理は「青」が食欲減退色であるとのこと。
    そのためスタジオには青色のものを置かないようにしている。
    その食欲減退色が感じられない色が作りやすい、ということからLUMIXを使い始めたという。
    使い始めたGH4から現在使用しているS1・S5まで、その系譜は受け継がれている。

  • 白飛びするギリギリがおいしく見える

    野菜などの食材のツヤはピークアウトしないように処理するとおいしく見えない。
    そのためにあえて少し白を飛び出させる。
    LUMIXはハイライトのロールオフがなだらかできれいなため、とても助かっているとのこと。

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