第1話
アーティスト「Bottega Ruan」とLUMIX S5
ハイコントラストな描写で捉える、作品の深み
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ルアンの工房
「ルアン」はもともと工房で一緒に暮らしていた猫の名前であり、それがブランド名の由来だそう。オーナーである西村崇則さんは高校卒業後、イタリアへの単身留学し、フィレンツェ美術アカデミーの絵画科を卒業。
作品を全国の百貨店のポップアップストアで販売するなど精力的に活動、生粋のアーティストとして現在も生計を立てている。 -
動画も、自分の表現の一部として
自分の作っている作品やその制作風景を映画のように表現してみたいという思いから、カメラを導入し、YouTubeに動画投稿をし始めた西村さん。
画の質感にも並々ならぬこだわりがあり、フルサイズセンサー搭載のLUMIX S5を選んだ。
映像作品には、制作のモチーフとなる事柄との出会いをVlog風に撮影したものや、デザインを試行錯誤する過程を表したイラスト・アニメーションなど、様々な要素が盛り込まれ、独自の世界観を作り出している。
「普通だったら見ることができない視点」を撮るために、カメラのアングルに工夫を凝らしたり、照明を色々試したり等、日々研究を重ねているようだ。 -
LUMIX S5のコントラスト表現
「もともとカメラにそんなに詳しいわけではないので…」と緊張しながらも、愛用するLUMIX S5について語ってくれた。
一番の魅力は、LUMIXの持つ色表現とコントラスト。頭の中に描いた光のコントラストを、イメージに近い形で表現できるところが気に入っている。
西村さんが作品のモチーフとしてよく用いる「太陽と月」「陰と陽」も、そもそもは光のコントラストであり、そこからストーリーが生まれる事が多いという。LUMIXのもつコントラストが自分の作品表現と相性が良いのだと、「とても感覚的なことですけど」と注釈をつけながら語る。
カメラの設定であえてハイコントラストにして撮影してみたりという「遊び」を入れてみたりと、楽しんで撮影している。
また、薄暗い工房での細かい作業も、フルサイズセンサーでちゃんとキレイに撮ってくれているという安心感が、LUMIX S5を使い続ける理由になっている。 -
プライベートでのLUMIX
アーティストとしての表現のために導入したLUMIX S5だが、家族とのプライベートな時間にも大活躍している。子どもたちの様子を動画で記録し、ちゃんと編集までしてプレゼントしたりもするようだ。あまり気負わず安心して撮影でき、家族たちの良い表情をきれいに残せていると実感できる。「色んなシーンで使い方を試して、今でも勉強させてもらっているカメラです」と西村さんは語る。