第5話
映像制作のウラ側 ビデオグラファー「シュウケイ」とLUMIX S5M2X
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一緒に旅をする感覚で
Keng Chi Yangとの共通点を「旅」だと語るシュウケイさん。
どのように、今回の撮影に臨むのか聞いてみた。
「僕自身はトラベル系の撮影が好きで。そこはおそらくKeng Chi Yangとも共通していると思うんです。なので今回は、一緒に旅をする感覚で撮れたらと思ってます。その上で、普段見えない”実際にどう撮っているのか”にフォーカスしたいと思っています。」
なんともワクワク感が伝わる口調で、語ってくれた。 -
Run&Gunスタイル
他の回に比べて、圧倒的にロケーションの移動が多かった今回の現場。
シュウケイさんはS5M2Xの優秀な手ぶれ補正を活かして撮影に臨んだ。
「三脚やジンバルをセットすることに時間を割くよりも、とにかくカット数を稼ぎたかったんです。多分300〜400カットぐらい撮れてると思います。」と語るシュウケイさん。
実際、途中転びながら雪道にガンガン入って行ったり、ロケーション内での細かい移動もかなり多かったため、カメラ1つ、レンズ1つでのスタイルでなければ成立しなかった現場だったと回想する。 -
6K 30fps 4:2:0
撮影設定についてシュウケイさん聞いた。
「一部、4K 60fpsを使った以外は、基本6K 30fps 4:2:0で撮影しました。というのも、Keng Chi Yangの雪道を歩くスキルが高すぎて(笑) 基本的に”追いかけるしかできなかった”ので、後から構図の調整ができるように、6Kで広めに撮影していました。そうすれば、編集時に構図の調整ができるので」
今では良い思い出だが、現場でも雪慣れしていない我々と、Keng Chi Yangの雪道を歩く速さには差があり過ぎたのは確かだ(笑)。その上で、臨機応変に設定をチョイスしていたシュウケイさんには拍手を送りたい。 -
カスタムモードを活用
普段から、旅でいろいろなシチュエーションを撮っているシュウケイさんに、”ならでは”のLUMIX活用法を聞いた。
「僕は旅を撮ることが多くて。写真も動画も、両方撮りたいんですね。しかも、LUMIXは両者ともしっかり撮れる。その時に役に立っているのがカスタムモードで。写真用のプリセット、動画用のプリセットと、よく使う設定を入れているんです。もし、使っていない方がいたら、是非使って欲しいです」