第2話
ギタリスト「溝下優也のZギターチャンネル」とLUMIX S5
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主夫・ミュージシャン・YouTuber
2歳4ヶ月になる息子さんの子育てをしながら音楽活動を続ける溝下裕也さん。プロのミュージシャン/ギタリストとして認知を広げたい思いと、ギターという楽器の魅力を広く伝えたいという動機からYouTube活動を始められたそう。昼間は子育てに集中しているためカメラを回すのはたいてい日が落ちてから。
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YouTubeは自分が輝けるステージ
溝下さんは、バンドのステージではもっぱらサイドギターを担当していたと言う。曰く、あがり症でトークも苦手なので「サイドという立ち位置」が自分には合っていたとのこと。一方YouTubeでは、動画を編集したり撮り直したりもできる。「サイドギターの自分でも、フロントマンとして輝ける場所」として、楽しんで活動を続けている。
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仲間からも褒められる画質の良さ
溝下さんは現在、LUMIX S5をメインカメラとして使用。初めてカメラに触れたのがマイクロフォーサーズセンサーのGH4だったこともあり、操作に慣れたLUMIXシリーズでグレードアップを…と、S5にたどり着いた。音質にこだわる音楽系YouTubeクリエイターは数多くいるが、動画の画質にまでこだわるチャンネルは少ない。LUMIX S5で撮影する溝下さんの動画は、仲間のミュージシャンたちからも画質が良いと褒められるそうだ。
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「見やすさ」を一番大切に
フルサイズの「いい感じのボケ感」に憧れてS5を導入したが、レッスン動画としてしっかりと細部までわかりやすく見せることの大事さに気づき、最近はあまりボカさず、絞り気味で撮影するように。カメラの設定は、4K/24p/8bit/Long GOP。フォトスタイルは「スタンダード」で撮影することが多いそう。
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自撮り撮影に役立つ機能
お気に入りの機能は、ハイライトの白飛びをわかりやすく警告してくれる「ゼブラ機能」。これがこだわりの「見やすい画質」を実現するための大きなポイントになっている。
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ギターサウンドを直接LUMIXに入力することも
LUMIX S5のマイク入力端子は、設定を変更することでLINEレベルの入力にも対応できる。溝下さんはこれを活かし、Twitterやinstagramに投稿するショート動画では、マルチエフェクターからのギターサウンドを直接LUMIXカメラに入力してしまうこともあるそうだ。
一方、レッスン動画は、解説のトークとギターサウンドの両方をしっかりと聞かせる必要がある。トークを胸元のマイクからカメラに入力し、ギターは別でPCに録音したものを編集でミックスするという手法で制作されている。